東芝・過労うつ病労災・解雇裁判
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裁判・高裁差し戻し審

平成26年(ネ)第2150号 

差し戻し審 初公判 2014年6月9日 13:30〜


出席者  原告側 重光由美 弁護士4名(川人、山下、小川、島田弁護士)
       被告側 指定代理人2名 
       傍聴人35人(東芝側2名)
場所   東京高裁809号法廷

裁判官3名
下田文男裁判長
橋本英史判事
関口剛弘判事(和解担当)



■書面提出 
 ・6月2日 原告より準備書面(1)提出
 ・6月9日 被告より準備書面(1)提出
(そのうち公開します)
 ・原告意見陳述書は → こちら
東芝の書面は、さすがに、「労災ではない」というような無茶苦茶な主張は書いてありませんが、「原告の労災申請が遅れたから、時効で労災保険がもらえてない損害部分を会社が支払うのは損だから払いたくない」といった内容、正直、せこい主張でした・・・

■法廷
法廷では、3つの事件の公判が同時に行われましたが、先に行われた2事件はあっという間に終わり、私の事件は最後でした。
43席の傍聴席は、35人+前の2事件の当事者で、満席でした。

公判では、
私が意見陳述書を読み、
原告被告からそれぞれ準備書面(1)が提出され、書面の確認が行われ、その後、裁判官より和解の勧告
「一審原告は、和解する気がありますか」
「裁判所が和解勧告するのであれば応じます」
「一審被告は、和解する気がありますか」
「裁判所が和解勧告するのであれば応じます」
「では、これから第9民事部の事務所で和解を行います」
閉廷





■原告感想
裁判は10分程度で閉廷、裁判は和解へ突入。予想通りの展開でした。
最近体調悪化で、外出もできず、活動もしていなかったので、傍聴人はあまりいないのでは、と思っていたのですが、宣伝行動、傍聴とも、思っていた以上の参加者でした。
終了後は、傍聴に来てくれた方に、弁護士と原告の私から簡単に挨拶、
弁護士は早々に和解協議に消えましたが、私はもうしばらく援者の方々と話をして、遅れて和解協議の場に行ったのでした。
和解協議では、次回双方が和解案を考えてくる、ということになり、次回の和解期日が7月15日と決まり、和解協議は30分程度で終わり、差し戻し審初公判は終わりました。



■宣伝行動
公判前の12:00〜13:00に、東京高裁(地裁)前で宣伝行動をしました。
前日前々日と大雨だったので、どうなるかと思いましたが、幸い曇りでした。

宣伝行動(ビラ配り)の様子です。10人の有志の方が集まってくれました。
宣伝行動では、おそろいのゼッケン、横断幕、のぼり、原告用のタスキでにぎやかに。



マイクを使って発言する私。
宣伝行動で、結構長い時間、マイクで発言するのにも、すっかり慣れました。


しかし、昼休みを狙っての昼の宣伝行動は、東京地裁前の人通りが少なく、残念ながら、ビラのはけは、良くなかったです。



この後、13:30から、差し戻し審の初公判に臨んだのでした。
参加していただいたみなさんありがとうございました。


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