東芝・過労うつ病労災・解雇裁判
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裁判・高裁差し戻し審

平成26年(ネ)第2150号 

差し戻し審

最終弁論期日 2016年6月20日 11:00〜11:15


出席者  原告側 重光由美 弁護士3名(川人、山下、島田弁護士)
       被告側 指定代理人2名 
傍聴人  17人
場所   東京高裁809号法廷

裁判官 奥田正昭 裁判長(中央) 
      石井浩   判事(左陪審 和解担当)
     三村義幸 判事(右陪審)

奥田正昭 裁判長(中央)


石井浩   判事(左陪審 和解担当)


三村義幸 判事(右陪審)



■書面 原告 準備書面5 6月9日付 提出
          準備書面6 6月13日日付  提出
  原告は、 前回東芝が提出した準備書面4(原告が提出した3日後に東芝から提出された反論書面!)への反論を、準備書面6で提出。準備書面5は、労災保険給付の書類

■口頭弁論
11時に裁判官入廷。
最初に準備書面の確認。次に裁判長が、争点の確認を原告被告双方にしました。

その後、原告の私が、最終意見陳述を読み上げました
読み終わると、傍聴席からは拍手が沸き起こっていました。

そして、判決日が、8月31日(水)13:15〜 東京高裁809号法廷
と告げられ、最終弁論期日は15分程度で終了しました。

最終意見陳述書を読む原告(私)


     


□原告感想
争点の確認時の、裁判官の話しぶりから、なんとなく、原告不利な雰囲気が・・・
和解決裂に至るまでの経緯、私は東芝からの条件「ブログの書き込み制限」を受け入れていたのに、東芝は私の条件を受け入れることなく和解決裂に至った、等々は、判決に全く反映されないのですか?・・・
とか、考える時間もなく、すぐに原告意見陳述をするように言われ、私が最終意見陳述を読みました。
閉廷後は、傍聴に来てくれた皆さんへの報告会。
初公判以来、2年ぶり2回目の法廷だからか、質問が多い多い。
13時から裁判所要請なので、昼食を取らなければならず、報告集会は12時10分頃終了にしました。昼食中も、傍聴に来てくれた人達からの質問やら話しながらで、慌ただしく過ぎていきました。

裁判所要請
13:00〜13:30
傍聴に来てくれた人が残ってくれ、12人が参加し、2年前に行った要請に続く、2回目の東京高等裁判所裁判所要請行動を行いました。

裁判所要請のスケッチです。


私は、マスコミ報道された資料を手渡し、この裁判の社会的な意義等々を発言したのですが、書記官には伝わったのでしょうか。参加者の方達からも発言していただきました。


その後、定期的に通ってる池袋のカイロプラクティックに行ったら、施術中に両足がつるつる・・・裁判は、淡々と結審したと思っていましたが、相当緊張していたんだなあと、実感しました。

その夜、結審での裁判官の発言が、なんとなく、原告不利な発言だったこと等が思い出され・・・
私は東芝の要求を受け入れて和解決裂まで「ブログの書き込み制限」をして、それで結局和解決裂したのに、それが反映されないかも・・・
このままでは、残念な判決になってしまいそう・・・なんとかしなければ。

担当書記官に電話したところ、追加で資料提出しても大丈夫、ということでしたので、上申書を提出することにしました。

結審の2日後には東芝株主総会宣伝行動・株主総会参加でホテルに2泊し、盛りだくさんの外出でしたが、帰宅後、疲れが残る中、大急ぎで、上申書A4で2枚を書き上げ、結審が取り上げられた赤旗の記事なども一緒に、土曜日に郵便局から裁判所宛に発送しました。
これで、
やれるだけのことはやった。

差戻し審は後は判決を待つのみです。

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